地味で釣れなさそうだけど?
渓流ルアーをやる人なら1度は目にしたり、試してみたり、愛用者も多いだろう100均ダイソーのルアー。その中でもスプーンのオリーブ色は見るからに地味で釣れなさそうな風貌笑。
しかし売ってるからには実釣テストもやってるだろう。「今回はダイソースプーンでも釣れるよ」というレポートを。
ダイソーオリーブカラーの実釣記録
実際に、ダイソースプーンのオリーブカラー1.8gで良い型のヤマメがまとまって釣れたことがある。写真の4匹は、6月上旬の雫石川水系での釣果。数日晴天が続いていたのでセオリー通りオリーブカラーをセットして朝から釣っていたが、4匹ともピーカン照りだった11時台の1時間で積極的なバイトをしてきた。26cm、24cm、22cm、19cmといったところ。
オリーブカラーは蛙色
陸上では地味なオリーブカラーだが、ピーカン照りの日光を浴びると水中では蛙のような色味になる。意外にも光沢感を発するので適度なアピールになって良いのかもしれない。
ルアーの色選びのセオリー
一般的に渓流では、
曇りや濁りの時はアピールカラー
晴れやクリアの時はナチュラルカラー
川の底や水の色にカラーを合わせる
と言われているので自分もそうしていて、体感的に一定の効果はあるように思うが……実際はそうとも限らない気がする。ので、これに関しての考察はまた次回。
結論
ダイソーのオリーブに限らず金・銀・からし色も、そしてセリアのスプーン達もちゃんと釣れる。大事なのはカラーチョイスよりも「釣り場の環境(水深・流速)に合わせて必要な重さを用意して、ルアーの泳ぎを魚の気分モードに合わせてコントロールできるかどうか」な気がする。重さといえば、ダイソーには1g、1.8g、5g、7gの商品があるが、あとは3g前後があると最強だと思う。今回はここまで。