不来方高校に音楽科があることから音楽コース受験対策のレッスンも対応しています。あまり大きい声では言えませんが、ここの卒業生ではない現役の不来方高生音楽コースの学生も、代々口コミでボイストレーニングをしに通いに来ています。高校の先生が教える内容にないものを提供しているためです。岩手大学の音楽コースに進んだ教え子も、僕の指導が広い視点で細かく的を得ていたことを「大学に入ってみて理解できました。」と言ってくれました。
【合格実績】
2018年度/不来方高校 1名 推薦 声楽 女声(準備期間3ヶ月)
2020年度/不来方高校 1名 推薦 声楽 男声(準備期間3ヶ月)
科目ごとに受験までのだいたいの残り期限を設け、受験に合格できるだけの潜在能力があるかを最初に簡単にテストし、残りの期間で間に合わないと判断した場合はレッスンのお断りをさせていただいています。
準備期間3ヶ月での合格は稀です!できるだけ早い方がいいのは当然ですので、受験進路で迷っている方はとにかく一度いらしてください。
「どうせ受からない気がするしなぁ・・・でも他にやりたいこともないしなぁ…」
って言ってる間に進路調査が来て、「やってみる」では遅いです。寝る時間も無くなり「これもやらなきゃあれもやらなきゃ、一般の勉強もして…でも全然出来てない…もうダメだ…」となる前に来てください。
レッスン始めてある程度すれば、その子がどんな性格の子かは、背中越しでも音を通して大体伝わってきます。思考回路の数・速さ、今何を考えながら演奏しているだとか、演奏中何か考えるのを止めた瞬間とか、どういう怒り方をするかとか、集団の中での立ち振る舞いであるとか、聴覚が強いだとか視覚が強いだとか。(それでも意外だなと思う一面は必ず出てきますが)なので、どんな練習方法をすれば効率良く上手くなるかが自ずと見えてきます。その正確さと細かさが僕のレッスンの最大の自信ポイントです。
音楽で求められる能力は身体能力と感性・表現力に分けられます。身体能力はピアノであれば指が動くかどうか、歌であれば声帯が鍛えられているかということです。それに感性と表現力が必要になります。人によって身長や考え方が違うように、音楽の能力も差があります。いくら鍛えても指が動かない人もいれば、永遠に味のない音楽をする人もいます。この2つの能力がもともと優れている、もしくは吸収力・伸びしろがあって順調に上達できる人の場合は3か月でもなんとかなりましたが、通常平均的にはもっと時間がかかります。
料金については現状他コースと同じですが、現状の予約の埋まり具合だと、駆け込みレッスンには対応できませんので、早い段階からこまめに対策をしましょう。
受験を乗り切るためのオリジナルのテキストも用意しています。
生徒さんと歌った「オペラ座の怪人」
発表会動画の中での一コマです。この生徒さんはミュージカル団体に入団して今活動中です。ミュージカルはクラシックからもポップスからもアプローチできる中間的な業界です。そのジャンルに好まれる発声から歌い方まで調整をする指導もします。
最後に…僕はクラシック畑通ってきましたが、そこから見れば完全にアウトローなタイプです。クラシック界で生き抜くための先生方との関わり方、身の置き方等も必要であれば言及しますので、色々聞いてください。現状の日本では、クラシックを習ったからと言って音楽の仕事に就ける確率が上がるシステムにはなっていません。音楽で産業を生み出しているのはポップスの方であり、クラシック系の音大が提供するスキルがそれに対応していないためです。受験に合格するのが目的なら受験対策だけで大丈夫ですが、「仕事にしたい」ならポップスの視点やアプローチがないと将来的に話にならない、ということもお伝えしておきます。職業訓練のために習うのか、学問のために習うのかで、必要なスキルはガラッと変わります。