メインでしっかり教えれる訳ではないけど、こういうものも教室内でできますよ、というものを紹介しておきます。
まず、教室内の発表会では、歌・ピアノ・ギターでの出演がメインになるわけですが、昔吹奏楽部で何かしらの楽器をやっていた生徒さんは、自分でイントロや間奏のメロディーを演奏する、ということもできます。カラオケに被せても良いし、ピアノやギターができる生徒さんにコラボで伴奏をお願いすることもできますので(僕も弾いたり)、ちゃんとしたセッションという形で演奏ができます。
その時、教室に楽器を持ってきて吹いてもらうわけですが、リズムや音程が悪いところは指摘せざるを得ないので、そこで自然にレッスンが発生します。何回もやってみてそれでも吹きづらいようであれば、そこは作曲家の視点で「この音はこれに変えて吹いても違和感はないですよ、それだと指使いは楽になりませんか?」とか「このフレーズならこの連符はリズム変えてこれでもOkです」とか「この伴奏形をこうやって吹けばそれっぽく聴こえますよ」など、編曲作業もその場でしながら演奏を仕上げています。
僕もそうですが、基本的に大学の作曲科では編曲のためにオーケストラで使う楽器の音域や奏法に関して、【全部】の楽器を一通り勉強します。自分では吹けないけど、どう吹けばいいか・楽曲の中でどう扱えばいいかは把握しているものです。そもそも最終的にやることはどの楽器でも「音楽性磨き」になりますので、特殊奏法さえしなければ、だいたいの指摘はできます。
ちなみに僕は合奏の授業でテナーサックス・チューバ・パーカッションをやりましたので、全く吹けなくはないです。ちゃんとは吹けないけど笑。
あとは教室にある楽器は、おもちゃの鉄琴、オタマトーン、オカリナ、ティンホイッスル、カホン、などがありますが、これらも発表会の時に時々役に立ったりします。自由な教室なので、何でも持ってきて活躍の場を持たせてあげてください。
◆発表会での鉄琴の演奏
◆リコーダーのおまけレッスン
(動画準備中)