プロ志望と取り組み方

 プロ志望と言っても歌手志望が多いので、ボーカル向けの書き方になります。

1色々な目的・目標に対応

 ここでのプロ志望の対策方法・活動方法は色々あります。

1. オーディション対策

 各オーディションの対策です。審査する側は何を見て判断するのか、自分の特性と必要な能力を洗い出して対策しましょう。オーディション提出用の音源の準備もできます:)

2. 自分で音楽活動

 自分で独自に活動したい人向けです。音楽以外のコンテンツ制作もレッスン中に教えたり、こちらで作業したりできますが、これが「音楽活動サポート」という形です:)

3. 楽曲提供で活動

 こちらはtOmozoによる「プロデュース」という形です。適性・条件が揃って準備ができたらこちらからスカウトします。ここを目標に日々頑張る生徒さんもいます:)

2活動スタンスとコース

 まずどちらの方向性にしたいか確認します。プロ志望と言っても、「趣味として継続している中でチャンスがあれば」という人もいれば「何が何でも今すぐ結果を出してプロになりたい」という人まで目標や熱量はさまざまです。

1. 生涯音楽コース

「プロは目指すが、結果は出なくても生き甲斐として楽しみながら活動を継続していきたいので、夢の無い話はしないで欲しい。」
→基本的に長所を伸ばす方法で、常に前向きな状態でマイペースに進めてもらうことができます。地道にでも続けていればどこかでチャンスがあるかもしれません。無理なくハイクオリティを目指してください。

2. 結果追及コース

「自分に音楽を仕事にするだけの適性があるか、現実的に判断しながら活動したいので、思うことは全部言って欲しい。」
→結果を出すには短所にも向き合う必要があります。音楽業界の仕組みの資料や、音楽能力の総合テストなども用意してますので、それを受けてレッスンを受けるか辞めるか・プロ志望を目指すか諦めるか、決めてもらうこともできます。

3「活動サポート」
と「プロデュース」

 ここでは先ほどの方向性と熱量や適性に応じて、どれくらいのサポートをするかを分けて対応しています。具体的な活動内容はサイドメニューから確認してください:)

1. 活動サポート

「活動サポート」でできる「歌ってみた動画」などの各コンテンツ制作は、どんな人でもレッスン時間内で取り組むことができます。
 →やり方を教わりながら、tOmozoが作業してもOKです。

2. プチプロデュース

完全趣味の生徒さんでも、完成度の高いカバー演奏は公開したり、オリジナル楽曲の歌唱や、イベント出演をお誘いします。
 →tOmozoが個人的にやりたいものに協力頂く形なので、どんな熱量でもOKです。

3. フルプロデュース

強いプロ志望・結果追及コースで、音楽能力や適性が揃っている状態の人、実際に行動できる状態の人はスカウトします。
 →tOmozoが各制作やライブサポートなど「レッスン時間外でも無償で」動きます。

4プロに必要な能力と適性

 では、能力や適性とはなんでしょうか?「歌でプロになる」のと「音楽でプロになる」のとでは求められる能力や適性が結構変わってきます。「歌手になる」場合は必ずしも歌が上手い必要はありません。自分がなりたい姿や、どういう素質があるのかを見つけるのに便利な考え方を少しだけ紹介します。

そもそもプロとは?

「お金が貰えるくらいクオリティーの高い歌・演奏・制作ができる人」をプロと呼ぶのはイメージできるでしょう。では「歌はヘタだけど、頑張っているところを応援してもらってお金を貰うアイドル」はどうでしょう?「それで生活できる」という意味では、アイドルも立派なプロです。例えば熱狂的なフォロワーを持つインフルエンサーがいて、素人なりにも音楽ライブを始めたら一定数お客さんが入るでしょう。お客さんの中には「その人の歌を聴きに来る」人もいれば、「歌はどうでもよくて、その人自身を見に来ている」人もいる。でもこういったアイドルは音楽性じゃなくてカリスマ性でお金を貰っているので、次のように分けると分かりやすいです。

能力的プロ

 歌唱力・作詞作曲等、音楽センス・スキル・知識などが他人より秀でていれば仕事ができる。裏方の仕事には必須な能力。音楽業界一番の技術職は編曲=アレンジ。

商品的プロ

 その人自身の魅力が一番なので必ずしも歌唱力は必要ない。お金になればこれも立派なプロ。カリスマ性・スター性・ルックス・キャラクター・話題性が必要。

そして更にタイプを分けていくと、次のように分けて考えることができます。

①アーティストタイプ

②職業歌手タイプ

③アイドルタイプ

どういうことか知りたい人には体験レッスンの時にでもお話ししましょう。その他、プロ向けの難しくて厳しい内容の記事は、別のブログにてまとめている最中です。音楽業界の仕組みや、今の時代に必要なデビュー条件、個性の出し方、業界に騙されない・搾取されないための意識の持ち方など、公開できるようになったらここに案内します。もちろん直接聞いてくれればお答えします:)

 自分がどんな適性があるか分からない人は、趣味として始めて様子を見ればいいでしょう。自分が今どの程度なのか、何が必要になるのか、自分がどういう行動をできるのか、気持ちがどう傾くのか。ここでの発表会に参加して、趣味教養でも上手に歌う人たちを見たり、ここで細かいレッスンを受けてみれば分かってくると思います:)
 tOmozoによるフルプロデュースを希望の人・興味がある人は、体験レッスンの申し込みフォームに、チェック項目がありますのでチェックを入れてください。それを踏まえてレッスンしていきます。

コンデンサーマイク